DAYS

先日からミシンの具合が優れなくて「いよいよ工業用の大きなミシンの購入を考える時が来たのかも」とドキドキしながら機種を比較しています。


もともと昨年の個展の後から「来年からは素材や染料を見直したい」と考えるようになり、少しづつ準備を進めていたのだが、まさかミシンまでそれに加わるなんて。

ミシンのアップグレードは憧れであり、価格や機能面からそれなりの覚悟も必要なので心の中で「ひゃー!」と叫ばずにはいられない気分だ。

もっと簡単に考えても良いのだろうけど、こういう性格なのだから仕方ない。


様々なものを見直すにあたり、一人で選び決めることへのちょっとした不安のようなものがふわふわと溢れ出しているのが現在。

技術面と言うよりも精神面での不安というか、時々どこまでも一人で物を作っているような気持ちになってしまう感覚に対する不安。なんとなく心細い感覚。

きっと大丈夫なのだけど、時々立ち止まって辺りを見渡して位置を確認するような時間に感じる。


これを解消するにはより多くの使い手や作り手と触れ合う機会が必要なのだと思う。

今年はそういう年になるのだろう。たぶん。

ミシンは3月の中旬まで使えなくて、それまでは新たな生地を染めたり模様を描いて過ごします。

冬の水仕事はなるべく減らしたい。

それなのに草木染めは冬にやるのが一番しっくりくると思ってしまうのはストーブのせいだろうか。

毎日火を入れるストーブで染料を煮出し、外気が入り込む染色工房で縮こまりながら染める。

そういえば、昨年夏に完成した染色工房で迎える初めての冬。

桶にできた氷や蛇口のつららさえも可愛いらしく感じてしまう。

(とは言っても寒いのでテキパキと作業!)


今回染めたのは靴下。

小さな物なので、ちまちまと色の組み合わせを楽しむことに。

草木染めの色のバリエーションや変化や組み合わせに毎度ドキッとさせられる不思議な魅力があるなぁ。

全体の色数や組み合わせによるポップな雰囲気と、色が混ざり合う部分のどこかエモーショナルな雰囲気に、簡単に心を奪われてクラクラしてしまう。

草木染めの靴下は靴下の素材なども考えていきたいので、しばらくは不定期シリーズ化できたらなーとおもいます。


織って ori

染めて some

縫って nui


藍や植物を使った草木染めによる昔からの技術や色彩とポップな手描きの柄のミックス。

色彩や素材など、組み合わせが無限な手織りのテキスタイル。 

糸と植物から生まれるとっておきを、 縫い、つなげて、カタチにします。